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毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
暑さのせいなのか、
夏休み前の山積み仕事を見ての
冷や汗なのか、
わからない汗をかきながら
水島さつきが、
汗だく更新のお知らせにやってまいりました。
うっとうしくてすいません。

さて、今週の「マガジン9条」は、

【森永卓郎の戦争と平和講座】は、
原油や穀物の値上がりに見え始めた変化の兆候について。
そこには、単に「生活が楽になる」
以上の大きな意味があると森永さんは言います。

【鈴木邦男の愛国問答】は、「領土」がテーマ。
ロシアとの北方四島をめぐるやりとりの変遷と、
竹島問題をめぐっての日韓の関係についてです。
28日に発売になったばかりの、
『愛国の昭和』(講談社)は、鈴木さん渾身の書き下ろし本です。
本屋さんで手にとってみて。

【雨宮処凜がゆく!】は、今月出た雨宮さんの新刊と、
貧困ゆえに戦場に送られる米兵たちの姿を追った映画
「アメリカばんざい!」をご紹介。
どちらも必読&必見です!
映画「アメリカばんざい!」は、ただいま東京・中野で上映中。

【癒しの島 沖縄の深層】は、
米軍再編をテーマに沖縄で開かれたあるシンポジウムの話を。
基地返還をどう実現させていくべきなのか、
地元自治体の間での議論が続いています。

【週間つぶやき日記】は、再び震災対策とオリンピックについて。
繰り返される「無差別殺傷事件」についても考えました。

【マガ9レビュー】は、軍事政権下の韓国を、
ある平凡な家族の視点から描いた映画「大統領の理髪師」を取り上げます。

【アピール9】も久々に更新。
「キュウとキュウ子のいる風景」に素敵な写真が
届きました。

カンパで【すてき☆てぬぐい】では、
大好評をいただいている「すてき☆てぬぐい」の在庫状況について、
報告してます。えっ、残りこれだけ! 

その他【みんなのこえ】も更新しています。
【お知らせメモ】は、随時更新となりましたので、
時々、チェックしてみてくださいね。
告知したいイベント情報は、専用メールフォームからどうぞ。
「お知らせメモ」のコーナー内のトップ、左側にあります。

それでは、今週もじっくりとお読みください。

(水島さつき)

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衆議院と参議院の憲法審査会が、始動できないでいる。改憲のための国民投票法に盛り込まれた「憲法問題を調査・議論する機関」である。

改憲に邁進していた安倍・前首相が情けない形で退陣したうえ、民主党をはじめ野党が応じないのが原因らしい。衆院事務局は「法的不整合状態」と言っているそうだ(6月20日付・読売新聞)。国会が可決した法律を自ら実現しないというのは、確かに尋常ならざる事態には違いない。

そこで、今さらながら、憲法審査会とはいったい何をするところなのか、調べ直してみて驚いた。

公務員の政治的行為の禁止基準や、選挙権の18歳への引き下げのための法整備……などなど。国民投票法の審議の過程で積み残した課題を整理する場。それが大方の国民の理解だろう。私もてっきりそう思っていた。

ところが、自民党の考えは、そんなヤワなものではなかった。

国民投票法の施行は2010年5月だが、それまでの間であっても、審査会では「改憲案の骨子・要綱案づくりならできる」と解釈しているという。法律の課題が解決されないままでも、そんなことは関係ないのだ。

要するに、改憲の足場づくりの場に他ならない。こんな機関の設置を盛り込むなんて、まさに「改憲これあり」の法律である。改憲を先導するための審査会なら、発足しないに越したことはないと思う。

いま一度、国民投票法の成立過程を振り返ってみたい。

法律の中身に、いくつもの論点が指摘されたのに、与党は顧みないまま採決を強行した。その結果、参院では18項目もの付帯決議がついた。何より公平性が担保されなければならない手続き法なのに。

「違法」な状態を解消する方法はある。国民投票法を、いったん廃止する。積み残された課題をいま一度論議し直し、時間をかけて、きちんとした法律につくり直す。

憲法審査会なんていう、名前だけカッコいい「エセ中立」の機関を設けるくらいなら、その方がよほど公平だ。
毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
水島さつきが大汗をかきながら今、準備しているのが
8月10日(日)、ヨンさまリアルマネキンも笑顔で立つ
新大久保職安通り(通称コリアタウン)、
噂のライブスポットで開催の「マガ9・トークイベント」。

皆様のご参加、はげしく希望です!
詳細は、もくじから「マガ9・トークイベント」の告知をみてね。

さて、今週の『マガジン9条』は、

いつもピリッと辛口で真実を言い当てる【狸穴から】
「こわい」がテーマ。やたらと「恐怖」が煽られる昨今ですが、
何が本当に「こわい」のか、
ちょっと立ち止まって考えてみることも必要そうです。

暑い暑い沖縄から、【癒しの島・沖縄の深層】は、
前回に引き続き、沖縄県議会による
普天間飛行場の辺野古移設反対決議について。
基地行政を変える第一歩となるか、今後に注目です。

【世界から見た今のニッポン】も更新。
ヨーロッパで支持を集める環境政党「緑の党」の
ドイツにおける歴史について、寄稿をいただきました。

先週お休みをいただいた【週間つぶやき日記】は、
そのお休みを過ごした沖縄からのニュースを。

そして【マガ9レビュー】は、
エッセイストとしても活躍するタレント・遥洋子さんの
『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を取り上げます。

その他【みんなのこえ】も更新しています。
【お知らせメモ】は、随時更新となりましたので、
時々、チェックしてみてくださいね。
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専用メールフォームからどうぞ。
「お知らせメモ」のコーナー内のトップ、左側にあります。


それでは、今週もじっくりとお読みください。

(水島さつき)

竹島問題で日韓がもめています。私は、竹島は歴史的に見て、日本の領土だと思いますが、日本政府が、何でいま、このタイミングで、教科書にこう記すと言ったのか、さっぱりわかりません。

「六カ国協議にも影響が出るかもしれない」と町村官房長官は言いました。

影響が出たらまずいでしょう。

アメリカが北朝鮮のテロ指定国家を解除することで、ますます拉致問題解決の行方が見えなくなろうとしているのに、どうして六カ国協議でのパートナーであるべき韓国を怒らせるようなことをするのか。

戦後60年以上こじれ続けた領土問題です。外交素人的な考えですが、これを解決するには、両国に顔の利く密使的な人を送って、「そこはまあ、お互いにカッカなさらずに、冷静に考えましょうや」とかやって、落としどころを探すしかないのではないか。

逆に「9条を変えろ!」と息巻く人もいるでしょう。その一人、安倍前首相は、先般、日朝国交交渉をすべきという山崎拓氏の行動を「百害あって利権あり」と批判していました。ところが安倍さん、アメリカがテロ国家指定解除の方向に進むと「ここで日米の関係を悪くしては北朝鮮の思う壺だ。日米は連携すべし」などという。アメリカのヒル国務次官補は、実は日本の意向などお構いなしだったのがわかったのに、安倍さん、現実が見えていないというか、「政権放り出し」を思い出させる腰砕け振りというか。

「真っ当な交渉に耐ええない人に、9条を変えさせてはいけない」とあらためて実感しました。

それにしても、世界における日本の地位、ますます低下していきそうな気が……。
nomade_ft「ノマド〜s」というダンスカンパニーの宣伝美術をしています。図案チームとしての僕らは、「マガ9」のほか、当然、いろいろな仕事を日々しているわけですが、そんななか、ビジネスを超えて、個人的にも応援したい仕事というものがあります。この彼らの公演のチラシをつくることもそんな仕事のひとつです。

 彼らのダンスは、「コンテンポラリーダンス」とよばれるジャンルに属するのかもしれませんが、ノマド作品が興味深いのは、そのテのジャンルの作品が、えてして「ダンスのためのダンス」に嵌ってしまうことに、彼ら自身がとても意識的だということです。ノマド作品を見るたび、ダンスへの情熱のみならず、「ダンスってなに?」「発表ってなに?」と、作品と「この社会」、というより、「この生活」との関わりを問い続けている気がしてなりません。そして、見終わった僕らは、いつも、自身の仕事を振りかえらされます。

 ノマド作品を思うとき浮かんでくる言葉に「混沌」があります。たとえば、シンボリックで強い表現は、合理的なコミュニケーションを実現すると信じられています。実際にそうだとも思います。ですが、彼らの作品は、そうした手法が取りこぼしてしまうもの、フォーマットにノれなくて無いことにされてしまう感覚や感情、そんなものを見つけたり、拾ったりしながら、いつも下を向いてうしろの方から歩いてきます。ザワザワとして不確かでつかみどころがない。そんな言葉にならない闇のかたまりがダンスの熱といっしょになって静かに迫ってきます。

 8年ほど前の公演チラシに、そんな彼らの、こちらはなかなか明快な宣言をみつけたので抜粋。
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 人間における入力とは「きずつく」ことであります。「なぐられる」ことであり「もうまくがやけつく」ことであり「こまくがやぶれる」ことであります。その入力は「ワリにあわないモノ」と交換される仕組みになっています。人間はそんな「不当感」をカラダの中に溜めつづけています。ときおり、その蓄積物は、「誰かを、あるいは自分を殺す」というカタチで出力されます。仮に「我々は『よく』生きたいのだ」ということを信じるのならば、それらは「正しく」出力されなければなりません。そのことに限りなく接近できる言語が「ダンス」であります。
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ダンスカンパニーノマド〜s新作公演
「時の花ーFlowers and Time」
8月1日〜3日、青山スパイラルホール

チケット購入、作品情報はこちらから。是非。

毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
洞爺湖サミットが終わりましたね。
ここ新宿でも、
そこらじゅうに立っていたおまわりさんが消えました。
なんだったのかな?G8。

さて、今週の「マガジン9条」は、
【この人に聞きたい】は、
この8月に「9条と戦後美術」の展覧会を東京で行う、
キュレーター・渡辺真也さんの第2回。
現在の活動のバックグラウンドともいえる学生時代の経験や、
9条についてのご意見を伺いました。

【伊藤真のけんぽう手習い塾】は、「自衛隊のための地位協定を考える」。
地位協定といえば、日米地位協定の不平等さしか思い浮かばないでしょうが、
実は、もう一つの問題が浮かび上がってきています。

【鈴木邦男の愛国問答】は、
天皇制がテーマ。護憲派、改憲派、そして鈴木さん、
それぞれの「天皇」をめぐる主張は、さて?

【雨宮処凜がゆく!】は、引き続き北海道・洞爺湖のレポートを。
帰宅したばかりの雨宮さんの興奮が、そのまま伝わってきます。

【やまねこムラだより】は今回が最終回。
地元・岩手の中尊寺に伝わる、
「900年前の憲法9条」の話題で締めくくります。

【癒しの島 沖縄の深層】は、
与野党逆転が成った沖縄県議会のその後を。
基地建設をはじめとするさまざまな国や県の施策に、
変化はもたらされるのでしょうか?

【マガ9レビュー】は、ひたすら美食を追求するグルメ漫画とはちょっと違う、
日常の「食」を描いたコミック『孤独のグルメ』を取り上げます。
その他、【みんなのこえ】も更新しています。

【お知らせメモ】は、随時更新となりましたので、
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それでは、今週もじっくりとお読みください。

(水島さつき)

毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
先週もたくさんの「すてき☆てぬぐい」お申し込み、
いただきました。
この場を借りて、あつくあつく御礼申し上げます。

そんなみなさんに感謝の気持ちを込めて・・・

さて、今週の「マガジン9条」は、

「この人に聞きたい」は、キュレーターの渡辺真也さん。
ニューヨークで話題を呼び、この夏日本でも開催される、
憲法9条をテーマとした美術展「アトミックサンシャインの中へ」
についてお聞きしました。

「伊勢崎賢治の平和構築ゼミ」は、
ノルウェー出身のグンナー・レークビックさんの最終回。
憲法9条を持つ日本には何ができるのか、
何をすべきなのか、外側からの視点で語ってくれています。

「雨宮処凜がゆく!」は、サミット開催中の現地北海道からのレポート。
G8反対デモに参加していた雨宮さんの目の前で起こった、
「信じられない出来事」とは?

「狸穴から」は、「頑張る」がテーマ。
オリンピックも近づいた最近、とにかくよく耳にする言葉ですが…。

「癒しの島・沖縄の深層」は、
本島中部で進むある埋め立て事業計画について。
基地問題にも共通する「アメとムチ」の政策が、ここにも。心が痛みます。

「やまねこムラだより」は、以前にも取り上げた、銃に対する規制について。

「マガ9レビュー」は、ファンの人も多いでしょう、
巨匠ビリー・ワイルダー監督の隠れた名作「フロントページ」を取り上げます。

「週間つぶやき日記」は、
景気のゆくすえについて、食品偽装について、
ブッシュ大統領とイランについて、そしてサミットについて…。
今週もたっぷりと「つぶやき」ました。

その他【みんなのこえ】も更新しています。
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それでは、今週もじっくりとお読みください。

(水島さつき)

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●スタッフ紹介・・・・
水島さつき)
編集作業と事務局の仕事、それから週一のメルマガ担当。時々、「この人に聞きたい」インタビューや対談、ルポなどもやってます。年齢は秘密です。趣味は、猫を可愛がること。
コルヴィッツ)
「世界から見た今のニッポン」へのコラムを集めるべく、友人知人関係を越えて、ネットの海を遊泳しています。気分転換にやるのは、深夜にロックをヘッドフォンで聴いて踊ること(もちろん誰も見てないところで)。
想起来)
(シャンチーライと読んでください。中国語で「思いつく」)「マガジン9条」創刊以来の関わりですが、今は特に担当はありません。関心があるのは、肩こり、眼精疲労、腰痛をどう治すか。北京五輪に行くかどうか、迷ってます。好きな食べ物は、りんごとおせんべい。
アンドレ)
2m近い身長に120キロの体重をもち、どこからどう見ても体育会系、が、まったく運動をしたことがないオタク中年サラリーマン35歳。埼玉県在住。マガ9のアクセス向上主任。好みのタイプは音無響子。
図案チーム)
デザイン、イラストを担当の4人チーム。マガ9のページデザインには、読みやすさ、明るさ、ばかばかしさ、正直さ、テキトーさを心がけています。
「マガ9」の本
「マガジン9条」に連載されていた記事から6冊の本が生まれました。※アマゾンにリンクしています。






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