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今朝の東京は激しい雨と風に見舞われました。通勤電車は大幅に遅れ、駅では遅延証明を求めるサラリーマンが列をなし、ニュース番組は交通網の乱れを報じます。

毎度の光景です。だからこそ思います。風雨で首都の輸送機関が変調をきたしたことが大きなニュースになる国は、ぜったい戦争をしてはならないと。

「この人に聞きたい」で林博史教授が言っていたように、都市の人間はライフラインが切断されたら戦争どころではありません。

本土防衛を強調するなら、まずは首都を移転して政治と経済の中枢を分けるとか、「仮想敵国」と向き合った日本海側の原子力発電所を段階的に閉鎖していくとか、軍備を増強する前にやることがあるはず。

それをやらないで他国の脅威などと声高に言うから、「本土防衛より、軍隊を海外に派遣したいのではないか」と勘ぐられる(というかそれが本音か)。

東京中心部でのガラス張りのオフィスビルや高層マンションの乱立をみると、私は戦争よりも、いずれ来る大地震に対するセキュリティ感覚、本当の意味での危機意識の薄さを感じてしまいます。

メディアを通して見聞きする中国四川省での悲劇は、明日の私たちが直面するものかもしれないのです。
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通勤時の満員電車に詰め込まれ、身動きできずにじっと息を潜めていたら、私に背中を向けて立つ40代風のサラリーマンがドアに身体を預けながら、一心不乱に携帯メールを打っていました。目の高さまで携帯を持ち上げているので、文章が丸見え。読んじゃ悪いなと思いつつ、画面にはこんな文字が。

今朝、水道メーターをチェックした。長風呂でシャワーの出しっぱなしはやめてくれ。

娘さん、あるいは奥さん宛でしょうか? こういうことは面と向かって言った方がいいんじゃないの? と思ったのですが、出社後、同僚にこのことを話すと、「普段、顔合わさないから、いいんじゃないですかー」。

私も「相手(娘もしくは妻)が寝てたか、早々に家を出たか」などと想像していたのですが、しばらくして「彼は怒るのが苦手なのではないか」という考えに達しました。

私も苦手なんです。人に「こらっ!」て言うのが。でも、これは自分にも、相手にもよくない。

以前、辛淑玉さんの「怒りの方法」という本に書いてあって、なるほどと膝をうったのは、正しい怒りとは、相手との関係を絶つためでなく、キープするためのものだという考え方でした。

○○という理由で、私はあなたに対して不快な気持ちを抱いている。ついては○○してほしい。

と、こんなに理路整然と話せなくとも、怒りをきちんと言葉にできない人は、いきなり手がでたり、我慢の末、逆ギレしてしまったりする。男性が女性から言われた場合とか、政治家が他国から批判された場合とかにありがちです。

「メールでの小言」は、自分が逆ギレしないための防衛策だったのかもしれません。でも、もし私がシャワー出しっぱなしの当人だとしたら、「直接小言を言われたい」派です。

もしかしたら満員電車が彼にそんなメールを打たせたのかも。朝のあの空間、ほんと最悪ですもの。ろくなこと考えない。

私はその後、早起き時差通勤を始めました。とくに小春日和の早朝はとても気持ちがいい。三文の得とはよく言ったものです。
毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
水島さつきが2週間ぶりの更新のお知らせにやってまいりました。

トップページにも書きましたが、
5月だというのに、おかしな気候。
そしてお隣中国での大地震。
ミャンマーでのサイクロン被害。
甚大な死傷者が出ています。一刻をあらそう事態です。
しかし人的支援要請は未だ出ていないそう。
歯痒さを感じます。

さて、今週の「マガジン9条」は、
【この人に聞きたい】渡辺一枝さんの第2回をお届けします。
引き続き、チベットの歩みと現在について、お話を伺っています。

【伊藤真のけんぽう手習い塾】は、平和的生存権について。
さきごろ名古屋高裁で出たイラク派遣の違憲判決が確定しましたが、
この時の判決文について塾長が徹底解説。そういうことだったのね! 
とさらに感嘆。じんわり心にきいてきました。

【雨宮処凜がゆく!】は、
ゴールデンウィーク、怒濤の「メーデー全国ツアー」を果たした雨宮さんの、
興奮と感激が伝わる熱いレポート。
コラムの最後には、
最新刊『闘争ダイアリー』の読者プレゼントもありますよ! 急げ!

【癒しの島・沖縄の深層】は、
那覇市内で進む、超高層ビル建築計画について。
住民無視の政策が、ここでも進められようとしています。

【やまねこムラだより】は、前回に続き
「老子」の思想と憲法9条とのつながりを考えます。

【マガ9レビュー】は、経済格差拡大の原因をエコノミストが読み解く
『日本経済 見捨てられる私たち』を取り上げます。

その他【みんなのこえ】【お知らせメモ】も更新しています。

連休あけですが、「お知らせメモ」が充実。
興味深いイベントがてんこもりです。
本日開催の伊勢崎賢治さんのトークも必見ですが、
伊勢崎さんの近著『自衛隊の国際貢献は憲法9条で』
(タイトルがいいですね!)が、
NHKBSの番組「週間ブックレビュー」で紹介されるそうです。
5月24日放送予定。
http://www.nhk.or.jp/book/prog/index.html
こちらもお見逃しなく。

まもなく始まる伊勢崎さんの新コーナーも、お楽しみにお待ちください。
それでは、今週もじっくりとお読みください。
(水島さつき)
駅から自宅に帰る途中にあった薬屋さんとコンビニが店を閉めました。同じ通り(距離にして30メートルもないところ)にできたドラッグチェーンとセブンイレブンにお客さんを奪われたからです。

近所の商店街では、昔からあった古本屋さんの斜め前にブックオフができました。また、TSUTAYAが開店したため、いきつけのビデオレンタルショップでは、対抗策で、店の半分がレンタルコミック・コーナーに。おかげで、DVD化されていない掘り出し物ビデオの数が減ってしまった。

なんでこんな露骨なことするんだろう? これじゃあ商店街の雰囲気は悪くなるし、そもそも同じ地区にドラッグストア、3軒も4軒もいらないのに。

私には、競争ではなく、消耗戦のように見えます。そのしわ寄せを受けるのは従業員。国内の限られたパイの奪い合いで、会社自体が疲弊しては本末転倒でしょう。

せめて、もう少し離れたところに店、開けよ。
世界9条会議、すごかったです。本の売り子第2号としては、完売もとってもうれしかったのですが・・・。
おじさん、おばさんにマガ9をアピールしたのに、「コンピュータはどうもね」「携帯だって使えないのに、コンピュータはだめだよ」という言葉にちょっとたじろいだのでした。もっと読んでほしいのになあ。

若者は・・・というと、(自由と生存のメーデーの雨宮さんの後ろでデモをしたからというわけではないのですが)
書籍の値段をみて、躊躇するという現実に認識を新たにしました。

つつみみかさんの「貧困大国アメリカ」を読めばわかりますが、貧困が進めば貧しい若者が軍隊へと流れ込むことになります。
反貧困と反戦は結びついているのです。9条を守りたいという気持ちは、若者にこそ、抱いてほしいと思います。

9条世界会議、30代、40代の男性がいちばん少ないみたいでした。
本当に人がいっぱいでしたよ~。
「9条世界会議」は大きな盛り上がりを見せている。
(当編集部の水島さつきレポートを参照してください)

小泉、安倍と続いた改憲路線に、
多くの人が危機感を抱いた結果だろうか?
そのことは、読売、朝日の世論調査の結果にも表れている。

5月3日の朝日新聞によれば、

「9条を変える」=23%、
「9条を変えない」=66%、だったという。

ここだけ見ると、世の流れが少し変わったかなあ、である。
だが、私が驚いたのは、ほかのこと。

「9条改正反対」が、自民支持層でも57%だったという結果だ。
(ちなみに「変える」は30%)
07年4月の調査では、同じ自民支持層で、
「変える」=43%、
「変えない」=41%、
だったのだから、まったくの逆転である。

これは、とても面白い現象だと思う。
年金、増税、後期高齢者医療制度……。
「こんな状況の中で、何が改憲か! 戦争よりも生活だ」
と考える人たちが、旧来の自民支持層の中でも広がっている。
そういうことではないか。

国民の生活を大事にしない政治家たちに、
9条をいじらせることなんて、危なくてかなわん。

あたり前の感覚が、いま、じわじわと浸透し始めている。






行ってきました!
とにかくびっくりしました。
その人の多さと多様さに。
7000人収容のホールに人が入りきれず、
3000人の人には帰ってもらったとか。(ちょっとそれはかわいそ過ぎる・・・)
朝日新聞には、12000人収容のホールに人が入りきれず
屋外に3000人とか。
ええっ、15000人も来ていたの!?
私が言うのもなんですが・・・
9条護憲派って、何かといつも少数派?
と自任していたので、あんなにでっかいホールに、
9条が大事と思う人たちが
連休のさなか、わざわざ幕張まで来ていることにまず
びっくりしたのと感激したのと。
そういや世論調査も9条改憲反対がぐっと伸びていたし、
ちょっとブームきてる? ブームじゃ困るけれど。
でも、改憲派の集会もあんなに集まったりしているのかなぁ。
誰か知っていたら教えて!

イベントはゲストが多彩で飽きずに楽しめたのではないでしょうか。
UAも歌っていたしね。
私たちはというと・・・
「マガジン9条」から出たばかりの本、
「雨宮処凛の闘争ダイアリー」
「使える9条」そして
「みんなの9条」
売り子をしに行ったのでした。
もちろん本は、完売! やった!!

明日も、「9条世界会議」は、
「マガジン9条」でおなじみの伊藤真さん、
伊勢崎賢治さん、雨宮処凛さんなどなど、
分科会でディスカッションなど予定しています。
おもしろそうですよ! 

会場で本を売りながら、ちょこっとお話した人たち。
是非、webサイトの「マガジン9条」にも、アクセスしてみてね。
こちらはまじめに深ーくやってます。
では、連休後半をお楽しみください。

(水島さつき)

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ここは「マガジン9条」のブログです。「マガジン9条」とは、05年の3月に立ち上がった週刊のウェブマガジン。「憲法9条」のことを中心にさまざまな記事を掲載しています。このブログは、その「マガ9」の編集に関わるスタッフたちよって綴られる日々のあれやこれやです。「マガ9」の更新情報や、編集からこぼれてしまった情報などもこちらで紹介していきます。
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水島さつき)
編集作業と事務局の仕事、それから週一のメルマガ担当。時々、「この人に聞きたい」インタビューや対談、ルポなどもやってます。年齢は秘密です。趣味は、猫を可愛がること。
コルヴィッツ)
「世界から見た今のニッポン」へのコラムを集めるべく、友人知人関係を越えて、ネットの海を遊泳しています。気分転換にやるのは、深夜にロックをヘッドフォンで聴いて踊ること(もちろん誰も見てないところで)。
想起来)
(シャンチーライと読んでください。中国語で「思いつく」)「マガジン9条」創刊以来の関わりですが、今は特に担当はありません。関心があるのは、肩こり、眼精疲労、腰痛をどう治すか。北京五輪に行くかどうか、迷ってます。好きな食べ物は、りんごとおせんべい。
アンドレ)
2m近い身長に120キロの体重をもち、どこからどう見ても体育会系、が、まったく運動をしたことがないオタク中年サラリーマン35歳。埼玉県在住。マガ9のアクセス向上主任。好みのタイプは音無響子。
図案チーム)
デザイン、イラストを担当の4人チーム。マガ9のページデザインには、読みやすさ、明るさ、ばかばかしさ、正直さ、テキトーさを心がけています。
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