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毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
寒いっすね。
今週末、東京はまた雪が積もるとか・・・。
テレビの情報番組によると
身体をポカポカさせるためには
「タンパク質」の摂取が効果的だって。
毎食、鶏のささみ、マグロの刺身のみを
食べてる我が家の猫は、
家中で一番、ポカポカなんだろうな。
さて、今週の「マガジン9条」は、

「この人に聞きたい」は、堤未果さんの第2回。
「日本の5年先の姿」だというアメリカの中に、
堤さんが見いだす「希望」とは? 
報道が過熱するアメリカ大統領選についてもご意見を伺いました。

そして、前回の岩国前市長インタビューに続く
「どーなってるの?米軍再編」シリーズ。
今週末に行われる岩国市長選を
「日本の民主主義が問われる選挙」と位置づける
前国立市長・上原公子さんにお話を伺いました。

「伊藤真のけんぽう手習い塾」は、
”憲法12条「自由や権利は、国民の不断の努力によって、
これを保持」を考える。”です。
私たちは、不断の努力をしているでしょうか?

「雨宮処凜がゆく!」は、
「プレカリアート文学、登場!の巻」。
大正・昭和の貧困がプロレタリア文学を生み出したように、
格差が拡大する現代社会からも、
また新たな文学が生まれようとしています。

「やまねこムラだより」は、「餃子と小麦」。
相次ぐ偽装問題、中国製餃子の殺虫剤混入事件、
そして穀物の大幅値上げ。命を支える「食」のあり方について、
もう一度考えてみましょう。

「こども医者毛利子来の狸穴から」は、
初の和解が成立した薬害C型肝炎の問題について。
国やメーカーが責任を問われる一方で、
「免責されていた人たち」とは?

「デスク日誌」は、
ここ数日ほどの間の事件・出来事・発言などを。
妙に心が沈むのは、全国を覆う寒さのためだけではないようです。

「マガ9レビュー」は、
落語をモチーフにしたフランキー堺主演の時代劇
「幕末太陽傳」を取り上げます。

その他、「みんなのこえ」、
「お知らせメモ」も更新しています。

ところで、先週お知らせした「読者プレゼント」
堤未果さんの著書への申し込み、多数ありがとうございました。
残念ながら、当たらなかった人は、
是非「マガ9」のアフェリエイトから買ってね。

それでは、今週もじっくりとお読みください。

(水島さつき)

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昨夜のNHK「SONGS」で、久しぶりに忌野清志郎が登場。「雨上がりの夜空に」「スローバラード」のおなじみの曲の次は、新作「毎日がブランニュ-ディ」「誇り高く生きよう」。とくに「毎日が~」がよかった。56才で、あんなピュアな言葉を生み出すキヨシローはやっぱ、すごい。

マガ9レビューでも、カムバックを待ち望まれましたが、もう少し、時間がかかると思っていました。

番組の最後の曲は「JUMP」。3番目の歌詞はこう始まります。

世界のど真ん中で ティンパニーを鳴らして
その前を殺人者が パレードしている
狂気の顔で空は 歌って踊ってる
でも悲しい嘘ばかり 俺には聞こえる

初めてこの歌詞を聴いたとき、すぐさま、この8年間、やり放題だった超大国の元首の顔が思い浮かびました。

言葉には力がある。キヨシローの歌を聴くと実感します。

世界に誇れる日本のロックンローラーの復活ライブ(完全復活祭)は、2月10日の日本武道館で。
はっきり言って、情けない。

倖田來未の「羊水が腐る」発言。こんなに女性性を売り物にしている(つまり女っぽさを売っている)彼女ですら、こんなに自分のからだについて
知識がない、という事実。

そして、35歳すぎくらいから女性は産むか産まないかという人生の選択を迫られることに対する想像力のなさ。
倖田さん、あなたはもてもてだから、自分が35歳までに結婚しないとか、
子どもを産まないとか、そんなことが起こるとは夢にも思わないでしょうね? あなたがもし35歳をすぎて、独身で子どももいなかったら、あなたはそんな自分をどう思うの? 負け組? 精一杯がんばってきた自分をほめることはないの?

そして、そして、こんなことを言ってしまうような自覚もない女性をカリスマのように思っている女の子たちがいることの恐ろしさ。

これじゃあ、「女性は産む機械」といった大臣と大差ないではありませんか?

藤原紀香が、女性を差別視する石原慎太郎の選挙ビラに出たときより、倖田來未のこの発言のほうがずっとずっとがっかりしました。
反省していると発表していますが、それよりもっと勉強しなさい。

本当に情けない。



メディアは大騒ぎです。去年、山ほどあった食品偽装発覚も吹き飛ばすような報道振り。でも、この事件、食糧自給率が40%を切るわが国では何だかむなしい。

やまねこムラだよりの辻村さんの真似はできなくとも、せめて餃子のタネは自分でつくって皮で包む――子供のころ餃子づくりを母親に手伝わされた人も多いでしょう――これが私にとっての教訓でした。

それにしても「毒入りギョーザ」とは身もふたもない。去年は「発ガンうなぎ」というのもありましたが、こうしたネーミングは1人歩きするから怖い。

そういえば、去年の船場吉兆の偽装騒ぎのとき頭に浮かんだのは、

「いま行けば、安く食べられるのかな」

こういう発想になる自分のさもしさにほとほと呆れますが、昨日、近所のスーパーでは冷凍食品の安売りをしておりました。
羮に懲りて膾を吹く【あつものにこりてなますをふく】ある失敗に懲りて、必要以上に用心深くなり無意味な心配をすることのたとえ。羹(肉や野菜を煮た熱い汁物)を食べたら、とても熱くて懲りたので、冷たい食べ物である膾(生肉の刺身。鱠では生魚となり誤り)を食べる時にまで息を吹きかけて冷ましてから食べようとしてしまう、という状況を表している。(出典

これと同じようなことじゃないでしょうか?

突然の「携帯官製不況」
有害サイト規制を義務化した総務省の拙速

 「災害時は携帯からのアクセスが中心になるはず。早急にアクセスできるようお願いしている」(埼玉県庁)。埼玉県が2007年11月に開設したサイト「埼玉県危機管理・災害情報」が思わぬ“災害”に遭遇し、対応に苦慮している。

 携帯電話からアクセス可能なこのサイト上のサービスに、最近になって、携帯から接続できないとの報告が相次いだためだ。同サイトは楽天のブログサービスを利用している。埼玉県は楽天に改善を求めたが打開策は見えていない。一部の契約者からのアクセスを制限しているのが楽天ではなく、携帯キャリア(通信事業者)だからだ。

 そのキャリアの表情も冴えない。「これからはグーグルのあらゆるサービスを携帯から利用できるようにしたい」。1月24日、NTTドコモの夏野剛執行役員は、米グーグルとの携帯向けサイトの提携会見で高らかに宣言した。ところが、グーグルの幹部がいる前で、こうも説明せざるを得なかった。「グーグルの検索サービスを使ったサイトを表示できない場合がある」。

続き

携帯電話から有害サイトにアクセスしている人は、確かにいるでしょう。
そこから犯罪が生まれていることも確かです。
しかし、かといって、完全しゃったあうとにするのはいかがなもでしょう?

政党や宗教などのサイトが一律でアクセス禁止。現段階では、政権与党である自民党のサイトさえ閲覧できない。


てあなた、100億歩くらい譲って、政権与党がこんなことを言い出すのならまだいいですよ。
とりあえず、選挙と言うことで民意を反映させることはできますから。

しかし、役人がこんなことをやってどうするのですか?
役人がやっちゃダメでしょう。

もしかしたら。このブログを携帯電話で見ることができなくなるかも知れません。

それにですね、フィルタリングをかけたからって、それで犯罪が無くなるワケじゃない。
犯罪者予備軍はもっと深い場所に潜り込んでしまう。
それがどんな状況をつくりだすのか、想像するのはカンタンでしょう。

この国では、コンピューターウィルスの制作者をとっつかまえることにでさえ、まだシックハックしているわけでね。
ワケのわからないことをやり、犯罪者をもっと捕まえることが難しい状況に追い込むなんてことはせずに、できることからやっていったらいかがなのでしょう?

先々週、メルマガとトップページで
「カンパのお願い」を呼びかけましたら、
何人かの方が、すぐに響いてくださいました。
ほんとーに、ありがとうございます!!
と、水島さつきがうれし涙をだらだら流しながら、
更新のお知らせにやって参りました。

カンパの収支報告も近いうちにしなけりゃいけないのですが、
こちらの方、ひきつづきくれぐれもよろしくお願いします!

さて、今週の『マガジン9条』は、
【この人に聞きたい】に、
『貧困大国アメリカ』を出版したばかりの
ジャーナリスト、堤未果さんが登場。
「今のアメリカは、日本の5年後の姿」
その言葉を裏付ける数々の取材。
う〜ん、すごすぎる・・・。
そんなアメリカの現在を報道し続ける、
そこに込めた思いをお聞きしました。
♪(このメールの巻末に、堤さんからのプレゼントがありますよ!)

【雨宮処凜がゆく!】は、
昨年11月に浜松市で起こったある一つの事件について。
にわかには信じがたいような出来事が、
今この日本で、次々に起こっています。

【やまねこムラだより】は、
「熱狂から遠く離れて」。
昨年末の佐世保の銃乱射事件以来、
マスコミを大きく騒がせた
「銃の取り締まり」がテーマです。

【マガ9レビュー】は、
ナチスドイツ占領下のフランスを舞台にした
映画「さよなら子供たち」を取り上げます。

【デスク日誌】は、「CHANGE」は訪れるか?
「変化」を求める声が、アメリカでも日本でも沸き起こっていますが、
言葉を乱用するだけに終わっている政治家たちのなんと多いこと。

その他、【みんなのこえ】【お知らせメモ】を更新しています。

♪ところで、今週は久しぶりに読者プレゼントがあります。
堤未果さんの、最新刊『貧困大国アメリカ』
を抽選で2名の方に差し上げます。
詳細は、「この人に聞きたい」インタビューの最後に。
でも、すぐ読みたい方は、アフェリエイトから買ってね。
今、必読の1冊です!

それでは、今週もじっくりとお読みください。



ロシアのバシコルトスタン共和国の首都、ウファというところへ行ってきました。ウラル山脈の西にある人口100万人強の都市。ヨーロッパは「ジブラルタル海峡からウラル山脈まで」といわれるから、欧州の東端です。

到着時はマイナス24度でした(写真は町の中心部)。出発前に風邪をひいてしまった私には、もう笑うしかないような状況だったのですが、「この冷気を吸い込めば、身体のなかのウイルスを退治できる」と思って、空気をすーッと吸い込んだら、喉と鼻が楽になった(ような気がしました)。

バシコルトスタン共和国には約100の民族がいるといわれています(ロシアに住むほぼ全部の民族がいるそうです)。主要民族はロシア人、バシキール人、タタール人。うちバシキール人やタタール人はイスラム教徒が多く、またアジア系なので、日本人と見まがう人も少なくありません(しかも、チャーミングな女性が多い)。

原油価格の高騰で、世界第2位の産油国であるロシアの経済は好調です。たくさんの製油所があるウファも、空港や道路がきちんと整備されていました。

行き帰りのフライトともにモスクワ経由でしたが、帰りの成田便にはたくさんのロシア人の若者が乗っていました。ロシア人の日本旅行者は年々増加しています。

最近、青森のりんご「ふじ」、福岡のいちご「あまおう」が試験的にモスクワへ輸出されました。日本の高級果物ブランドは売れ行き上々だそうです。ロシア極東向けの日本製中古車の輸出増はいうまでもなく、日本の地方自治体とロシアとの距離は縮まりつつあります。

ロシアに限らず、中国、韓国(そして、いずれは北朝鮮)など隣国と日本の地方自治体がモノとヒトの交流をどんどん広げることで、地方経済の疲弊を打破できないか。移動中、そんなことも考えさせられました。
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マガジン9条編集部
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●スタッフ紹介・・・・
水島さつき)
編集作業と事務局の仕事、それから週一のメルマガ担当。時々、「この人に聞きたい」インタビューや対談、ルポなどもやってます。年齢は秘密です。趣味は、猫を可愛がること。
コルヴィッツ)
「世界から見た今のニッポン」へのコラムを集めるべく、友人知人関係を越えて、ネットの海を遊泳しています。気分転換にやるのは、深夜にロックをヘッドフォンで聴いて踊ること(もちろん誰も見てないところで)。
想起来)
(シャンチーライと読んでください。中国語で「思いつく」)「マガジン9条」創刊以来の関わりですが、今は特に担当はありません。関心があるのは、肩こり、眼精疲労、腰痛をどう治すか。北京五輪に行くかどうか、迷ってます。好きな食べ物は、りんごとおせんべい。
アンドレ)
2m近い身長に120キロの体重をもち、どこからどう見ても体育会系、が、まったく運動をしたことがないオタク中年サラリーマン35歳。埼玉県在住。マガ9のアクセス向上主任。好みのタイプは音無響子。
図案チーム)
デザイン、イラストを担当の4人チーム。マガ9のページデザインには、読みやすさ、明るさ、ばかばかしさ、正直さ、テキトーさを心がけています。
「マガ9」の本
「マガジン9条」に連載されていた記事から6冊の本が生まれました。※アマゾンにリンクしています。






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