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一昨日のワールドカップ予選、残念ながら日本はバーレーンに敗れてしまいましたが、私は、子供が地元のサッカークラブに入っていることもあって、週末に彼らの練習試合を見に行くことがあります。

年長組や一年生チームの試合となると、子供たちよりも親の方がハッスルしてしまい、やれ「シュート打てー」だの、「パス回せッ」だの、「早く下がれ」だの、もう言いたい放題

わが子がユニホームを着て、ボールを追う。それを見たときの格別のうれしさはわかります。が、私は、声援は送っても、サポーターみたいには叫べません。かつて保護者同士のミニゲームに出て、3分と経たないうちに息が上がり、足がもつれるという惨状を経験したから、偉そうなことは言えないのです。

でも、初めはコーフン気味の親も1年も経つと、テンションは下がり、観に来る人も減っていきます。ましてや3年生くらいの試合になれば、ほとんどいない。すると、グラウンド(たいてい小学校の校庭を使います)では、子供たちの声、ボールを蹴る音、そしてコーチの的確な指示と、耳に聞こえるものはシンプルになっていく。

それらを聞きながら、グラウンドの縁に座ってサッカーを見ていると、とても穏やかな気持ちになるのです。

そして何より面白い。子供たちは本当にうまくなっていく。自分の子供だけでなく、「○○君、今日はよく走るなあ」とか、「女の子だけど、○○ちゃん、積極的だなあ」とか、「○○君、目立たないけど、しっかり守ってる、えらいなあ」などと心のなかで思いながら。

平和をイメージするとしたら、いまの私には、こんな週末の午前のひとときが浮かんできます。

スポーツって、プロやオリンピックじゃなくても、観ていて、楽しい。

小学校の運動会で障害をもった生徒が先生と手をつないで徒競走に参加する、太った子がビリでも一生懸命ゴール目指して走る、そんな姿を見ると目頭が熱くなり、思わず声が出てしまいます。

がんばれーッ!

と見るばかりでなく、桜も咲き始めたことだし、しばらくサボっていたジョギングをそろそろ再開しよう。
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真の素晴らしさ
メダルをいくつ獲得したとか、1番だ2番だといった順位を競うのもスポーツですが、小学校の運動会で障害をもった生徒が先生と手をつないで徒競走に参加する、太った子がビリでも一生懸命にゴールを目指して走るといった姿にスポーツの素晴らしさがあるように思います。
平和を愛するキリスト者 2008/03/28(Fri)22:03:39 編集
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