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先日、ある会合に出席しました。
元沖縄県知事で前参議院議員の大田昌秀さんの「激励会」です。でも、実際は、大田さんの「政界引退を惜しむ会」だったのです。

大田さんは、一貫して「基地のない沖縄」を目指して活動してきました。知事であったときも、参議院議員であったときも。
その思いは実現できませんでしたが、しかし、大田さんの撒いた種は、確実に育っているといっていいでしょう。

この会には、坂本義和さんや国弘正雄さん、土井たか子さんといったリベラルの長老の方々のほかにも、沖縄出身の国会議員がほぼ全員、保守革新を問わず、出席していました。それほど、大田さんの存在感は大きかったのです。

もうすぐ80歳というのに、まだまだお酒も強い。ご挨拶も明快・明晰。ほんとうに、政界から引退するにはもったいない、という気もしましたが、誰かの挨拶にあったように「政界という泥の海から、沖縄の澄み切った海と空に抱かれて、著作に専念なさるのも、大田さんらしい生き方です」

「まだ100冊は書きたい本がある」という大田さん。
「最初は、いま問題になっている“日本軍の強制による集団死”を、きちんとした形で著述したい。そのための資料は、そうとうに集めている。そんなものはなかった、などという人たちが反論できないくらいの精密な本にしたい」と、意欲満々でした。

9月29日に行われた、沖縄・宜野湾海浜公園での「教科書検定意見撤廃を求める県民大会」の参加者数について、「2万人もいなかった」「写真に写っていた人たちを、ペン先で丁寧に数えたら1万9千人だった」などという意見まで出てきました。
なんとかあの衝撃を小さく抑えようとする人たちの焦り、とも受け取れます。

大田さんは、そんな妙な意見を蹴散らすような素晴らしい著作を、近々私たちに見せてくれることでしょう。

大田さん、ご苦労さまでした。
今度は、著述の世界でのご活躍を。
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