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名古屋新監督 ストイコビッチ氏消滅…ドワイトコーチ昇格有力

J1名古屋が計画していたドラガン・ストイコビッチ氏(42)=前レッドスター・ベオグラード会長=の来季監督招へいが消滅したことが29日、発覚した。クラブ内の方針が一本化できず、クラブ史上最高のカリスマ起用に失敗。実績の乏しいアシスタントコーチのドワイト・ローデヴェーヘス氏(50)の昇格が有力となる異常事態に発展した。
(詳しい情報はこちら

オシム監督の愛弟子、ドラガン・ストイコビッチ氏の名古屋グランパスエイトの監督就任がお流れになったそうです。

ピクシー(妖精)の相性で日本でも人気であったストイコビッチ氏。
彼の姿が、また日本で見ることが出来ると思い、一作家ーファンとしては楽しみにしていたのですが、非常に残念です。

初期のJリーグを支えていた天才プレイヤーの一人でしたからね。
ジーコや、リトバルスキー、ビスマルクのように、一人でゲームを動かすことが出来る、ものすごい選手でした。

FWばかりに超弩級の外国人選手が集まる現在のJリーグにおいて、彼らのような攻撃的MFは浦和レッズのポンテ選手くらいしかいなくなってしまいましたしね(これは完全な個人的な思い入れです)。

華麗なプレイと瞬間湯沸器的直情型な性格が表裏一体で存在しており、いろんな行動でスポーツニュースに話題を提供してくれたピクシー。

そんな思い出の中でも、もっとも強烈に覚えているのは99年のことじゃないでしょうか?

母国に対するNATOの空爆に対し「NATO Stop Strikes」というアンダーシャツを着て非難をした・・・ということがありました。

ユーゴ内戦の影響があり、当時は各種国際大会に参加することが出来なかったのですよね、ピクシーは。

いや、ピクシーだけじゃないです。
イタリアW杯ベスト8に輝いた選手の多くが、国際大会に参加することが出来なかったのです。

そんな政治的問題をみじんも感じさせないようなプレイを続けていたピクシーの、たぶん唯一にして最後の政治的メッセージだったのじゃないでしょうか?

時は流れ21世紀になった今、セルビアの英雄、イビチャ・オシム氏がサッカー日本代表の監督を務めています。

その愛弟子が、Jリーグの監督に就任したら、これまたおもしろいことになったと思うのです。

なにしろジェフの監督はアマル・オシム氏。
日本代表監督の息子ですからね。
そして、サンフレッチェ広島の監督であるミハイロ・ペトロヴィッチ氏はイビチャ・オシム氏と師弟関係にあるといわれている人。

バルカン半島から遠く離れた極東の島国に、旧ユーゴのサッカー界を支えていた人々が集結し、プロリーグを盛り上げることになったらおもしろいのに。

だって、現在サッカーの主流である、ブラジルでも、イタリアでも、ドイツでもなく、旧ユーゴですよ。

このスタイルこそが、本当に日本人のサッカーにあっているのかも知れませんね。

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