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先週の日曜日、稲刈りをしてきました。
ある大学教授が教え子たちと開いている実習講座への、
飛び入り参加です。
種蒔き、田植え、草取り、稲刈り、脱穀、餅つき---。
自らの手で、実際に稲の生育に付き合うという、
まことに楽しい授業です。

 「東京にも、まだこんなところがあるんだなあ」と
感心してしまうような、なんとものどかな山あいの田んぼです。
すぐ横を渓流が走り、水音も爽やか。田んぼの少し上の方には、
畑が広がり、さらにその上にはかなり朽ちた神社もあります。
能舞台らしきものまで付いているのですが、
しばらくは手入れもされていないようで、
舞台には穴があいています。

 「ここをなんとか再興したいなあ。
npoを作ってトラスト運動を始めたいんだ。
あそこでお神楽なんかが奉納されたら、楽しいだろうしね」と、
教授は真剣な顔で語っていました。

とってもいい天気、赤とんぼが飛び交い、
稲穂の陰からいなごも飛び出します。
機械を一切使わず、鎌で稲を刈り取り、
丸太を使ってはさばを作り、稲束を干していきます。
初めて参加する学生さんも多数。
刈り取った稲をどう束ねていいのか、悪戦苦闘です。

指導してくださる農家の方に、
手取り足取り教わりながら、
それでも時間が経つにつれて、
それなりにサマになってくるから不思議です。

そして終わった後は、
さんまジュウジュウのバーベキューです。
まあ、これが目的で参加している"不純な動機"
の人物もかなりいたようですが、それはそれ。
ビールやワインもあけられ、
秋の日がとっぷりと暮れかかるまで、
風に吹かれながらの宴会でした。

もちろん「マガジン9条」連載の
「やまねこムラ」の辻村さんと比べたりするのは
とても失礼ですが、
それでも、農業の奥深さの一端に触れた気はしました。

食料自給率の凄まじい低下が危惧されています。
みなさん、年に一度ぐらいは、
実際に田んぼや畑に出てみてはいかがですか。
お米の美味しさとありがたさを実感するはずです。
そして、農業の大事さが再認識できると思いますよ。
(TOM)
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