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毎週水曜更新の『マガジン9条』です。
水島さつきが、
更新のお知らせにやってきました。

先週、トツジョ沖縄へ行ってきました。
何しに行ったか・・・というのは、
今週のマガジン9条を見てくださいね。

さて、今週の『マガジン9条』は・・・
【この人に聞きたい】は、
作家の落合恵子さんの第2回め。

ちょうど敗戦の年生まれの落合さんにとって、
ご自身の体験や記憶と「憲法」とは、
どんなふうにつながり合っているのでしょうか?

【雨宮処凛がゆく!】は、
全国各地で上がる「反撃」ののろし
についてレポート。
すべては「生きのびる」ために! 
近々に行われるイベント情報もあります。みんな集まれ!

そして【緊急レポート】は、
『沖縄・やんばるの森でUAがうたう』
です。
沖縄本島北部・やんばるの村で続く、
米軍施設建設反対運動の現場で、
ミュージシャン・UAのライブが開催! 
その様子をお伝えします。

【デスク日誌】は、食品や建築物など、
相次いで発覚する偽装問題の「背景」
について。
なんとスタッフの周辺にも、あの「耐火偽造」に
巻き込まれてしまった人がいました。
相次ぐこの手の事件、
いったい何がどうなっているのでしょうか?

【マガ9レビュー】は、
作家・高村薫の2冊目となる時評集
を取り上げます。

その他、【みんなのこえ】【お知らせメモ】も更新しています。
【マガ9スタッフのブログ】も随時更新中です。

それでは、今週もじっくりとお読みください。
(水島さつき)
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やせているが、汗かきである。
時間に追われて行動することが多い。
そんな私、これからの季節を思うと憂鬱になる。
電車の暖房がつらいのだ。

冬の朝、コートを着て駅まで急ぎ足で歩く。電車に乗った途端、モワッとした空気がまとわりつく。
もうダメだぁ。
体中から汗が湧き出してくる。重油にも似たあのにおいが、拍車をかける。

ラッシュだと最悪である。
汗を拭く小さなタオル(ハンカチではない)を動かすことすら思うに任せない。コートを脱ぐことも、ままならない。そして、人いきれ。
駅でドアが開いて外気が入ってくる時だけ、息を抜く。
目的地に着く頃には全身に一汗かき、クタクタ。だから、替えのシャツを携えることもある。

多くの人にとっては取るに足らない、ちっぽけな悩みかもしれない。体感に個人差があることは百も承知している。
それでも願う。
もう少し暖房を緩めてもらえないものか、と。
地球温暖化やCO2削減がこれほど話題になるご時世、冷房と同じくらい関心を持ってもらえないものか。

そこで、お願いである。
電車の1編成に1両でいいから「弱暖房車」をつくっていただけないでしょうか。
「弱冷房車」があるのだから、技術的には可能だと思いますが。

電車の暖房に悩んでいる皆さん、声を上げて実現させませんか?
首都圏のあちこちにある有名なコーヒーショップでアイスティのテイクアウトを頼んだら、アイスコーヒーを渡されました。
私の場合、紅茶とコーヒーショップとの相性が悪いんです。
以前、ホットレモンティを持ち帰りでと注文すると、若い女性の店員さんに元気な声で、
「こちらでお召し上がりですか?」と応じられて、後は完全に相手のペース。
私「いえ、持ち帰りで」
彼女「ミルクとレモン、どちらにいたしますか?」
私「あの、レモン」
彼女「ホットとアイスがあるんですけど」
私「ホット……」
こうして手渡された紙袋をもって職場の机に戻り、白いプラスチック製カップのフタを開けると、中身はホットコーヒーでした。
で、それを店にもっていったら、店員さんは大変恐縮して、すぐ紅茶と交換。満面の笑顔で注文を受けてくれましたが、彼女、たぶん疲れてたんだと思います。
ただ、あのときはホットだったから、コーヒーも紅茶も同じ値段。しかし、アイスの場合は、紅茶の方がコーヒーより30円高い。したがって、交換をお願いすると、店員さんに
「この人(私)、アイスコーヒー代しか払わないで、アイスティにしようという魂胆じゃないかしら」などと、せこい疑いをかけられる可能性がある。
かといって、アイスティ代払って、飲みたくなかったアイスコーヒーを飲むのはしゃくだし、それに、日常のこうしたことにきちんと物言いできない人間は、世の不正に対しても毅然と声を上げられないのではないか--などと逡巡しているうちに、店に戻るのがおっくうになって、結局、アイスコーヒーをちゅるちゅるすすりました。
情けな……。
大阪に行ってきました。大阪地裁での大江健三郎さんの口頭弁論がみたかったからです。
この裁判は、「第2次大戦中に沖縄の慶良間諸島で住民が集団自決をした際に日本軍の強制があった」との虚偽の記述で名誉を傷つけられたとして、守備隊長だった元陸軍少佐らが大江さんと出版社を訴えているものです。出版差し止めと損害賠償が要求されています。

11月9日は、原告側(訴えている側ですね、元陸軍少佐ら)と大江さんの口頭弁論があったわけです。

朝、9時に大阪地裁に行くと、駐車場にはすでにたくさんの人。どんどん人は増えていきます。かたわらでは、「大江を裁判に引きずり出して・・云々」、拡声器を使ってのあっち側の人たちの演説が。並んでいる人たちは・・う~ん、年齢層が高いぞ。ただ普通の日の午前中に、裁判傍聴にこられる人って、あまりいませんよね。仕方がないかなあ。

9時半すぎには傍聴抽選券が配られはじめました。
年端もいかない4つ、5つくらいの子どもにも傍聴券をもらって、頭数を稼いでいる人もいます。裁判の傍聴には年齢制限はないのか??
さらにまわりの人を観察すると、あれ?胸に青いリボンが。あれ?胸に日の丸のバッチが。青いリボンって??
「はい、これ沖縄ノートの抜粋ね、こんなひどいことが書いてあるんですよ。あんな難しい本、読めないでしょ」とおじさんがビラをくれました。
あの、私、読んできましたけど。

抽選を待つ間、傍聴希望者はロープで区切られたエリアから外に出ることは許されません。トイレなどで外に出たいときは、いったん傍聴抽選券を渡して、再度受け取らなくてはならないそうです。人はさらに増えていきます。
そうだ、マガジン9条のためにカメラ、カメラと・・・、と構える私に「カメラ、だめですよ~~」と裁判所の人に注意されました。

10時。まるで大学の合格発表のように、当選番号が書かれた紙がホワイトボードにはられて、数箇所に提示されます。あ、はずれた
傍聴希望者は700名ほどいたようです。傍聴席は60数席。倍率は10倍近いものですから、くじ運のない私はたぶんだめだとは思っていたんですけどねえ。わざわざ大阪まで行ったのになあ。記念にこの発表ボードを写真に撮って・・と「カメラ、だめだって」とまた怒られました。
だって、マガジン9条の水島さんが写真撮ってきて、って言ったから、と心の中で言い訳。

10時半、開廷。もちろん私は入れず。中ノ島を散歩して、道頓堀川を眺めて時間をつぶし、大江さんが入廷するのを向かえようと正面玄関で待つ。
マスコミ各社、カメラマンがたくさん。パシャ、パシャ、撮っているから
ここなら大丈夫かなあとカメラを出したら「撮影はだめです」と言われました。都合3回も注意された私です。

大江さんが到着。玄関前で待っていた人から拍手が巻き起こる。少し紅潮した顔で人をかきわけ裁判所に入っていく大江さんと、その拍手にちょっと感動しました。
来てよかったかも。

なお私の友人は傍聴券をゲットして、傍聴した。彼からきいたところでは、原告側の人たちももうかなりのお年で、本当に彼らがこんな裁判を起こしたかったのだろうかと思わせるものがあったそうです。裁判って見たことなかったし、大江さんの証言はナマで聞きたかったなあ。

最後に「沖縄ノート」読んでない方、読むことをお勧めします
大江さん独特の文章でちょっと入りこみづらいかもしれませんが、大江さんがどんなに真摯に沖縄を考えているか、示唆にとんでいます。また私がまったく知らなかった沖縄の人たち(活動をしていたり、詩人だったり)がいたことを初めて知りました。
教科書の記述問題がおきている今こそ、読んでほしいです。

それと、この裁判の行方も注目していきましょう。
「芸風」というものがある。
例えば、戦後の不世出の名人と言われた5代目志ん生の飄々とした語り口。対して、同時期にこれもまた名人と謳われた6代目円生の、メリハリの利いた話しっぷり。まさに、対照的な「芸風」ながら、どちらも戦後の荒廃した日本に、大きな笑いを投げかけた大名人であった。

まあ、そこまではいかなくても、いろんな芸風は、ある。

最近のお笑い界での、やたら相方を殴ったり、すぐに裸になってウケを狙う、なんていうのも、まあ、誉められたものではないが、芸風と言えば言える。
笑い話だが、一時の中森明菜サンがステージ上でなぜか歌えなくなり(前夜の飲みすぎで?、声が出なくなり)、「みなさん、今日はどうしても歌えません」と、涙混じりで謝る、という状況を「明菜の芸風」と称する、芸風という言葉の皮肉な使い方もあった。

さてさて、そこで今回の大騒動。もはや「民主党の芸風」とでも言うしかないのかもしれない。
昇り調子の時期に、なぜか必ず自分でコケル。
菅元代表は、世論調査で次期首相として一番人気、というときに、なんだかよく分からない女性とホテルの一室での数時間。このスキャンダルで、奥さんにも「脇が甘いのよ」なんて叱られて、一気に人気凋落。民主党も一緒にコケタッ。
若手ホープとかなんとか持ち上げられ、自民党よりも右とも言われて何かと話題になった前原前代表も、永田議員が誇らしげに振り回した例の「偽メール事件」で、小泉元首相に子ども扱いされ、あえなく沈没。これでまた、民主党もドスーンッと奈落の底。
参議院選挙の圧勝で、遂に我が時来る、とイケイケドンドンの大攻勢に転じた矢先、今度は小沢代表の辞任劇→撤回の、「恥をさらすよう」なドタバタ騒ぎ。
まあこれで、次の総選挙、自民党の敗北はなくなった、とのもっぱらの噂だ。自民党は、何もしなくても、敵が自分でコケテくれたわけだ。
漁夫の利、である。

しかしなんだろうなあ、この党は。
いいとこまで行ってるのに、必ず自分でコケテしまう。
ホントに不思議な党なのだ。
小沢代表の辞意撤回で、なんとか夢よもう一度、ということらしいが、でも、やはり小沢氏には不安が残る。
だって、「プッツンした…」と言うんだぜ、辞任表明の理由が。
じゃあ、彼の主張する「国連中心主義」で、国連決議に基づいて自衛隊を紛争地に送り、武装闘争に巻き込まれて多数の自衛隊員が死亡したなんて場合、小沢氏はどうするんだろう。

「もうアッタマ来たあ、プッツンだあーっ、戦争だあ、突っ込めーっ」なんてことには、ならないか?
怖いよな、ホント。



朝から浦和レッズの話題で恐縮です。

昨日、イランで行われたACL決勝の第1戦、セパハンVS浦和。我らが浦和レッズは1-1のドローで試合を終えることが出来ました。

アウェイゴールが重要なわけでして、実質的には1-2で浦和リードです。

これで、11月14日埼玉県民の日に行われる第2戦は、かなり有利な展開になりました。

もう、いちレッズサポーターとしては、うれしい限りです。

絶対的アウェイの状況で、戦い抜いた選手の皆さん、お疲れさまでした。
イランの山間部まで、足を運んだレッズサポーターの皆さん、お疲れさまでした。
そして、極東の島国からやってきた人々を温かく迎えてくれたイランの皆さん、ありがとうございます。
「レッズライブ」という公式モバイルサイトのコーナーで、それも文字情報のみで試合経過を追っていただけですが、文字の向こうからイスファハンの熱狂が十分すぎるほど伝わってきました。

個人的な意見ですが、スポーツって、やぱりこうでないといけない気がするのですよ。

形をキメ、テレビ屋さんが視聴率とスポンサーのために演出を考え、盛り上げる・・・というのは、やはり違うと思うのですよ。


奇しくも、日本のとあるテレビ局ではワールドカップバレーが大盛り上がりでした。

個人的にはパワフル・カナこと大山加奈選手のファンです。身長もほとんど同じですし。
それに、小学生の頃は、斉藤真由美選手のサインが欲しく、ヨーカドーの試合を見に行ったことがありました。あの頃は、益子直美さんも、ヨーカドーに所属していたんですよね。

いまでも、Vリーグの試合も見に行きますよ。
パワフル・カナが出場する試合が中心ですけれど。


・・・と、それくらいバレーボールは好きです。

が、お祭り騒ぎ中のバレーボールはどうかと思います。
バレーボール会場でアイドル歌手のライブはいらないと思います。

亀田家問題で、なぜテレビ局各局が亀田家をバックアップしているTBSの批判をしないのか、何となくわかりました。

レッズファンはレッズの試合が観たいわけですし、バレーボールファンはバレーの試合を純粋に観たいわけですし、ボクシングファンはボクシングの試合を楽しみたいわけです。

各テレビ局の編成局長様&製作局長様。
よけいな演出はいりません。
会場に足を運べないかわりに、純粋にテレビの前で試合を観戦したいだけなのです。
そんな一視聴者の意見を聞いてくださると、ありがたいです。
毎週水曜更新の『マガジン9条』です。

みなさん、夕方からテレビで行われていた
小沢さんの記者会見、見ました?
私は見られなかったんだけれど、どうでした?

さて、今週の『マガジン9条』は・・・
【この人に聞きたい】に、
作家の落合恵子さんが登場。
ご自身のお母様を、
7年にわたって介護された経験を持つ落合さん。
その体験を通じて見えた、
日本社会を覆う「生きづらさ」について、
語っていただきました。

【伊藤真のけんぽう手習い塾】は、
「憲法下で行える日本の国際貢献」について。
このところ、自民党と民主党の大連立騒ぎの中、
テロ対策のための新法制定や、
自衛隊の海外派遣を定める「恒久法」などが話題に上がり、
民主党のアフガン支援対案も提出されるなど、
政治レベルでの「日本の国際貢献や安全保障」の論議がぞくぞく。

ここで原点にもどって、
日本が9条のもとで行うべき国際貢献とは何か?
国際社会とどう向き合えばいいのか?
について塾長が論じてくれました。

9条の拡大解釈や改憲ではなく、
9条があるからできることは何なのか?
に目を向けたいと思います。

【雨宮処凛がゆく!】は、
「若者を見殺しにする国、の巻」。
以前にもこのコラムに登場した、
「31歳フリーター。希望は、戦争」の
赤木智弘さんが、
同タイトルの著書を出版されました。
早速それを読みながら、
「これはマガ9で紹介しなくては」と
思ったという雨宮さんです。

【やまねこムラだより】は、
今回で毎週連載に一区切り。
これまで農業の楽しさ、
おもしろさを存分に語ってくれた辻村さんが、
「わたしもやってみたいけど、
具体的にはどうしたらいいの?」という人へ、
自分の体験もまじえてアドバイスをしてくれました。

【デスク日誌】は、またまた飛び込んできた
びっくりなニュース、
自民と民主の「大連立」騒動を取り上げます。
茶番劇としか呼びようのない一連の騒動の裏側で、
いったいどんな思惑が動いていたのか?を検証。

そして【マガ9レビュー】は、
群馬県の村で畑を耕しながら暮らす哲学者、
内山節さんの著書をご紹介。
「労働」という観点から「戦争」を見つめた一冊
『戦争という仕事』です。

その他、「みんなのこえ」「お知らせメモ」も更新しています。

それでは、今週もじっくりとお読みください。

(水島さつき)
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編集作業と事務局の仕事、それから週一のメルマガ担当。時々、「この人に聞きたい」インタビューや対談、ルポなどもやってます。年齢は秘密です。趣味は、猫を可愛がること。
コルヴィッツ)
「世界から見た今のニッポン」へのコラムを集めるべく、友人知人関係を越えて、ネットの海を遊泳しています。気分転換にやるのは、深夜にロックをヘッドフォンで聴いて踊ること(もちろん誰も見てないところで)。
想起来)
(シャンチーライと読んでください。中国語で「思いつく」)「マガジン9条」創刊以来の関わりですが、今は特に担当はありません。関心があるのは、肩こり、眼精疲労、腰痛をどう治すか。北京五輪に行くかどうか、迷ってます。好きな食べ物は、りんごとおせんべい。
アンドレ)
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